未来のスタンダードハウス―〈東勝山モデルハウス〉―

杜の都 仙台市の“わが街緑の名所100選”に選ばれた台原森林公園を眼下にする高台に、
屋久島地杉のルーバーを設えたシックな家が佇みます。

この建築を手がけたのはアサヒアレックス東日本様。仙台を拠点に、地域の特性に根ざした高機能で快適な家づくりを追求されています。時代に先駆けて、注文住宅にHEAT20(G2レベル)の性能基準に日射取得・遮蔽を意識したパッシブデザインを取り入れ、さらには独自開発された全館空調システム『超極空』を導入されるなど、これまでのお取り組みからアサヒアレックス東日本様が掲げる“未来のスタンダードを今つくる“という思想が感じられます。


正面の外壁は、屋久島地杉のピッチ35㎜のルーバーで覆われ緑豊かな立地と共鳴するようなディテールに。その他の外壁は、落ち着いた色調のグリーンの塗壁に、アクセントとしてナチュレウォールのT&Gパネルを張ることで外観にやわらかな印象を与えます。


吹き抜けがある開放的な室内。そこに面した大型サッシが、家中に自然光を引き込みます。ルーバーの代わりに一本の樹を植え、夏はその日光を遮り、冬は葉を落として日当たりのいい部屋へ。家にいながら、人と自然との関りを四季を通して感じさせます。


インテリアは、木という有機物、スチール等の無機物が各所にバランスよく配置されています。床には積層オークフローリング、リビングの天井にはレッドシダーのルーバーを採用。白とグレーを基調としたモダンな壁やスチール製の家具と相性が良く、自然素材による「ヒューマンスケールのやさしさ」を演出しています。

床材のオークは、ガラリから室内に吹き出されるオリジナルの床下冷暖房(空調)システム『超極空』にも対応。冬場の足元も暖かく、家のどこにいても表面の無垢床の上でのんびり過ごすことができるのはアサヒアレックス東日本様の注文住宅ならではのポイントです。

周囲の自然環境に溶け込みながら、
最新のシステムで“快適さ”を現代版にアップデートさせた〈東勝山モデルハウス〉。

訪れる機会がございましたら、
ぜひアサヒアレックス東日本様の“未来のスタンダード”を肌で感じていただきたいです。

Text:Hieshima

【建築データ】
面積 118.62㎡/35.88坪
1階:59.62㎡/18.04坪
2階:59.00㎡/17.84坪
敷地面積:210.00㎡/63.52坪
耐震等級3(許容応力度計算)
UA値:0.30W/㎡・K
Q値:0.78W/㎡・K
C値:0.24㎠/㎡
HEAT20 G2グレードクリア

【チャネル採用商品】
外壁:屋久島地杉格子・ナチュレウォールT&Gパネルクリア(ウッドロングエコ塗装)
床:オークスプライスMIXグレード春風クリア塗装
内部天井:レッドシダー節無
内部造作:アッシュ巾ハギフリーボード・ECOシラ合板
ウッドデッキ:屋久島地杉

■会社情報
アサヒアレックス東日本株式会社
宮城県仙台市太白区長町南4丁目11-18