WILL ROOF 防火地域・準防火地域でも使用可能な木の屋根材

ウイルルーフは100%天然木の屋根材です。

飛び火試験に合格し、国土交通省認定を取得し建築基準法63条・施行令第136条-2-2の規定に適合しています。これにより防火地域・準防火地域においても「木の屋根材」を使うことが可能です。また、エクステリア用に広く使われているウエスタンレッドシダーを基材としているため、優れた防腐性能・耐久性能も発揮されます。エイジングの美しさを屋根で表す天然木の屋根 自然素材住宅・環境住宅にまたひとつ、新しい可能性が誕生です。

LINE UP 製品ラインナップ

ハンドスプリット

ウイルルーフ <認定番号 DR-0434>

                     

厚み 最大約24mm×幅
乱幅 約105-300mm×実寸長さ約600mm
設計価格 ¥44,000/㎡(有効長さを250mmとした場合)

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約1.8㎡です。

ナチュレルーフ

防火処理をしていない「ナチュレルーフ」
厚み 最大約24mm×幅
乱幅 約105-300mm×実寸長さ約600mm
設計価格 ¥34,000/㎡(有効長さを250mmとした場合)

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約1.8㎡です。

テーパーソーン

ウイルルーフ <認定番号 DR-0434>

厚み 最大約24mm×幅
乱幅 約105-300mm×実寸長さ約600mm
設計価格 ¥45,000/㎡(有効長さを250mmとした場合)

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約1.8㎡です。

ナチュレルーフ

防火処理をしていない「ナチュレルーフ」
厚み 最大約24mm×幅
乱幅 約105-300mm×実寸長さ約600mm
設計価格 ¥36,000/㎡(有効長さを250mmとした場合)

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約1.8㎡です。

ヒップアンドリッジ

ウイル <認定番号 DR-0434>

長さ約600mm
価格は都度お問い合わせください

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約5mです。

ナチュレ

防火処理をしていない「ナチュレ」もあります
長さ約600mm
価格は都度お問い合わせください

                   

*ご注文は束単位となります。 *束あたりは約5mです。

FEATURE 製品の特徴

木の屋根材は弱い
そうお考えではありませんか?

ウイルルーフは100%節なし、施工上の最大屋根厚み約35mm以上。複数枚の屋根材が重厚なスペックでカバーしていきます。 もともと使用されている北米においては、あらゆる気象条件に対応できる材料として中高級物件に使われいるシェイク材です。それにウイルのテクノロジーで防火性能を加え、防火性能、耐風性能、耐衝撃性能に大変優れた屋根材です。

耐風性能

ウイルルーフに使われているシェイク材はUL1897の耐風力テスト(勾配をつけた屋根にシェイク材をとりつけ、人工的に強風を吹きつけるテスト)において、245MPH(風速約109m)の風力に耐えうる性能を示しています。(指定の施工方法を遵守した場合に限る)写真はフロリダの「ハリケーン」後の写真です。工法のアスファルトルーフィングは部分的に剥ぎ取られ、黒い防水シートがむき出しになっています。手前のシェイクには損傷は見られません。

耐衝撃性能

衝撃に関してはUL2218の衝撃試験において、CLASS3、4レベルに合格。この写真は雹(ひょう)が屋根を直撃したときの様子。金属カバーが相当にへこんでしまうような衝撃においても、屋根材は多少傷がついた程度で済んでいることがわかります。

耐熱性能

木の断熱性能は、冬の寒さ・夏の暑さを建物内部に伝えにくい性能があります。屋根材そのものが断熱層となり、省エネルギーの効果が発揮されるのです。木の断熱性は「鉄の413倍」「アルミの200倍」「コンクリートの8倍」あると言われていなす。北米においては、雪の多いエリアだからこそ、木の屋根を使い、その優れた断熱性により、快適さと省エネルギーを実現しています。

防火性能

ウイルルーフならではの防火性能!
近隣の火災に際し、火種が屋根に乗り類焼を起こす飛び火による火災から建物を守ります。写真は防火処理した屋根材を使用した家と、通常のシェイク材を使用した家が実際に火災にあった後の写真です。いかにウイルルーフの性能が発揮されているのかが確認できます。
なお、ここに列挙した性能はウイルルーフならびにウイルルーフのために選定されたシェイク材のものです。他の米杉シェイク材の機能は、あてはまらない場合もありますのでご注意ください。

屋根材「ウイルルーフ」の安全性について

ウイルは様々な用途・箇所で「安全」な自然素材の外観を実現します。
防火地域・準防火地域でも「木の屋根」が可能に!飛び火試験による国土交通省認定を取得。
ウイルルーフは「飛び火」試験に合格し、建築基準法63条・施行令第136条-2-2の規定に適合しています。
これにより防火地域・準防火地域においても「木の屋根材」を使うことが可能です。

<認定番号 DR-0434>

建築基準法第63条並びに同法施工令第136条の2の2第一号及び第二号( 防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根 )の規定に適合

第136条の2の2 法第63条の政令で定める技術的基準は、次の各号(不燃性の物品を保管する倉庫その他これに類するものとして国土交通大臣が定める用途に供する建築物又は建築物の部分でその屋根以外の主要構造部が準不燃材料で造られたものの屋根にあつては、第1号)に掲げるものとする。
屋根が、市街地における通常の火災による火の粉により、防火上有害な発炎をしないものであること。
屋根が、市街地における通常の火災による火の粉により、屋内に達する防火上有害な溶融、亀裂その他の損傷を生じないものであること。

表1に示されているように、屋根上に規定の火種を設置した場合も、燃え広がり、燃えぬけは起きていません。
また表2にあるように、火種そのものが全て10分以内に鎮火しています。これがウイルルーフの防火性能なのです。

木の断熱効果により快適さと省エネルギーを実現

木の断熱性能は、冬の寒さ・夏の暑さを建物内部に伝えにくい性能があります。屋根材そのものが断熱層となり、省エネルギーの効果が発揮されるのです。木の断熱性能は「鉄の413倍」「アルミの200倍」「コンクリートの8倍」あるといわれています。その優れた断熱効果により快適さと省エネルギーを実現しています。

ウイルルーフの仕様・図面

通常の野地合板に通気層を設けて施工するだけです。不燃板の下地などは不要です。屋根材の施工にあたっては、弊社指定の施工会社ネットワークにお任せください。

ウイルルーフが作られるまで(シェイク基材について)

レッドシダーの製品は、デッキ・フェンス・屋根など多岐に渡りますが、屋根材、シェイク材はその素材や製法において他のものとは全く違います。
使われるのは100%オールドグロスです。丸太の選別・各加工工程・品質チェックなどのほぼ全てが何人もの専門職の職人たちの手によって行われます。
厳しいプロの目を通して提供される最高の品質を基にウイルルーフは作られているのです。

ウイルウォール・ウイルルーフの環境ひと口メモ

ウイルウォール・ウイルルーフに使用されているウエスタンレッドシダーはカナダ産。その中でも正規の認証プロセスを経て、 伐採されたものだけを使用しています。ここではその森林がどのような形で管理されているかをご紹介します。

既存の森林を維持・生態系を壊さない

カナダに生息すると言われる14万種の植物や動物、無脊椎動物の3分の2は、森林に見ることができます。 林業会社は特定の森林再生を通して、生物多様性を実現しています。

自生樹種の使用

伐採後に「異なる樹種」を植えません。全て「元の樹種」を植林します。30種以上の樹種を地域別に管理し、伐採された森林と同様の多様性を維持します。

生態系を壊さない

生態系を14のゾーンに分け、気候や土壌により「木」「植物」「生物」に関する専門家の判断が下せる体制を敷き、管理を続けています。

遺伝子組み換え種子は使わない

遺伝子操作・組み換えが行われた種子は使いません。種子・苗木共に天然の形質を維持していくことを重要としています。

土壌保全のための最先端科学の導入

例え倒木・切り株でも植物・生物・動物を含めた生態系に必要な土壌を育成することが認識されています。単純に「伐採地をきれいに」という「人為的」な概念を超え、最先端の生物学・環境研究を通して、森林が維持されているのです。

森林再生の義務化

森林再生とは、森林が伐採後にまた生まれることです。自然再生、植林、またはその両方を組み合わせることにより、再生が可能になります。

迅速な森林再生

「迅速に行う事」を重要視しています。「将来的に行う」という曖昧さではなく、速やかな植林、森林再生を林業会社に義務づけています。

特定の森林再生方法

州有地は、地元生態系に適した樹種を使用し、遅滞なく植林します。【統計】BC州では、毎年200万本以上の苗木が伐採地や山火事・虫害の被害地に植えられています。

森林再生実行のチェック

植林後の森林再生状況を監視し、適切な成長が進んでいるかのチェックが義務化されています。もし、新しい植林に失敗した場合、林業会社は再生が適切に進むまで植林を続けることが法的に定められています。【統計】カナダ全土で、毎年平均650万本が伐採地に植えられています。

CONSTRUCTION 施工や保証について

屋根材の施工にあたっては、弊社指定の施工会社ネットワークにお任せください。
正規の施工方法・施工経験を積んだ業者が、品質の確認から仕上がりまでをきちんと管理いたします。
施工要領書(PDF)は、こちらからダウンロードしてください。

注意事項および免責事項

注意事項

(01)本品は天然木ですので、下地にて完全防水して下さい。
(02)天然木特有の色むら・ワレ・曲がりは特性上避けがたい点ですので、クレームの対象とはなりません。
(03)本商品は幅が約105センチから約300mmの「乱幅材」です。継ぎ目を揃えず「乱張り」をして下さい。
(04)100%オールドグロスのレッドシダーを使用していますので木口から「灰汁」が流れ出ることがあります。ガルバリウムなどの金属部・モルタルなどと直接接すると、腐食・汚れの原因になることがありますのでご注意下さい。
(05)施工にあたっては、弊社指定の施工会社・または指定施工会社の指導の元で行ってください。(施工要領書を遵守してください)それ以外の方法による場合、当社は一切の責任を負いかねますのでご注意下さい。

免責事項

●当社の「施工要領」に従わない施工方法、施工内容をとられた場合
●弊社の製品以外の部材の不具合により発生した事故
●入居者(管理人を含む)または第三者による維持管理不行き届き、ならびに故意・過失により不具合が生じた場合
●屋根工事完了後の増改築や補修、あるいは設備機器等の取付け工事で発生した不具合
●建物自体の変形や変位によって生じた不具合
●初期の損傷、ないしは不具合を長期間放置したために生じた拡大損傷
●塗装工事にともなう不具合
●屋根工事完了時点で実用化された技術では予測することが不可能な現象が原因で生じた不具合
●製品の経年変化による汚れ、変色、軽微なワレ、欠けなど
●特殊環境地域による損傷
●地震・台風・火事・爆発・水害・地盤変動・土砂崩れ等の天災地変、災害による場合

WILL ROOF 屋根の防水保証について

当弊社の指定施工会社で取り付けを行う場合に限り防水の保証をつけさせていただきます。
(なお保証は各施工会社と工務店様とのご契約になります)商品名・当社名を騙り、異なる商品を販売する業者にご注意下さい。
ご発注の際は在庫状況をご確認下さい。また予告なしに商品を廃番にすることがありますので、ご了承下さい。